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実は別物?!いまさら聞けない『オーガニックコットン』と『コットン』の違いって?

最近サスティナブルブランドや生理用ナプキンなどの素材に『オーガニックコットン』がよく使われていますよね。

動物毛でできている洋服を避けるようにしている私。
“コットン”という表記が書いてあるとすごく安心していました。

“オーガニックコットン”は「ちょっと質がいいもの?」ぐらいにしか思っていなかったんです。
(今思えば本当にびっくり。笑)

しかし、”オーガニックコットン”と”コットン”。似ているようで生産過程に大きな違いが。

今回はそんな違いについて紹介します。

“食品ではない”が理由?隠されたコットンの真実

cotton
コットン(綿)は木綿の種から取れ”白くてフワフワ”しているのが特徴です。
身近な存在ですが、国の面積が狭い日本ではあまり生産されていません。

吸水性や通気性に優れていることや、その柔らかい手触りが、洋服はもちろん生理用ナプキンや化粧雑貨の素材としても多く使用されています。

しかし、コットンには食品で無いが故のデメリットが。

それは、大量の農薬が使用されているということ。
アメリカでは、全体の約1%と少ないコットンの農地に、全体の10%もの農薬が使われているとの報告がされているほど。

他にも問題は山済みで、

  • 農薬が撒かれたコットンは家畜の飼料として使われる場合がある
  • 多量の農薬による生産者への健康被害拡大

などがあります。

環境に良いと思って選んでいたのに、実はそうではありませんでした。

そんな問題を解決するのが、“オーガニックコットン”なのです。

本当に地球に優しい”オーガニックコットン”を買う選択

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実は農薬がたくさん使われていたコットン。
そのコットンに代わるのが”オーガニックコットン”です。

もちろんコットンと同じく「木綿の種」から取れますが、大きな違いはその栽培方法。

オーガニックコットンを作る環境はまず農地の整備から。
2~3年以上のオーガニック農産物等の生産がされた土地のみオーガニックコットンの栽培が認められます。

農薬はもちろん、化学肥料などの使用は認められず、栽培環境は厳しい基準で常に管理されます。

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採取された綿花を使った製品を”オーガニック○○”と呼ぶわけではありません。
商品の製造過程においても、使用する化学薬品などが厳しくチェックされているのです。

そして、審査に通過することができた商品のみ”オーガニック”と呼ばれることに…!

厳しい基準を設けることで生産者の労働環境や製品の安全性が保たれているのですね。

しかし、作るのにお金と手間がかかるオーガニックコットンは全体の生産量の約1%にも満たないのが現状です。
私たちは、地球にも人間にも優しいこの素材をどんどん普及していく必要があります。

“オーガニックコットン”の需要を訴える『私たちの行動』

生産量の少ないオーガニックコットン。
その需要性を訴えるために私たちができることは、一体何なのか?

それは、「オーガニックコットン製品を進んで購入する」こと。

日本の薬局やスーパーでは見かける機会が少ないですが、ナチュラルスーパーや通販では簡単に買うことができます。

コットンや生理ナプキンなどの日用品、Tシャツやジーパンなどの衣類など、オーガニックコットンを使用した商品を積極的に選んでみてくださいね。

まとめ

地球に優しいと思っていた行動が実はそうではなかった…!という実体験から得た学び。
消費の前には調べたり考えたりすることがどれほど大切かということが分かりました。

また、オーガニックコットンを使用することでさらに健康的な生活が送れるようになりとても嬉しいです。
みなさんもぜひ、地球に優しい選択をしてみてくださいね。

ABOUT ME
Narumi
1994年生まれ。イラストレーターとして活動を始め、大学時代1年間NYへ留学。アートや環境問題への興味を抱き、「美しく、自然と暮らす」を掲げライターとして当サイトを立ち上げる。現在WEBデザインと漢方学を勉強中。25歳。